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ツバキ(3)  押切蓮介

2013.09.02 (Mon)

【内容説明】
 山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女はシロビレ(村田銃)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて──。

 「山と人のために生きよ」──父の遺した言葉を胸に生きてきた椿鬼に突然訪れた普通の少女としての日々は、彼女に別の生き方への迷いを生じさせる。山の娘は町の少女として生きる道を選ぶのか!? 鬼に転じて鬼を討つ又鬼少女譚、ここに完結。(amazon)
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 押切蓮介作品の中では特にキャラクターの完成度の高い椿鬼。著者の愛がすごく感じられます。太ももにこだわった表現が多いのですが、後書で押切さんも言及されていますが、やはりこだわりがあった様です。
 しつこい程の太ももアングルがおいちゃんには堪りません。

 と、そんな目で見るのも良いですが、椿鬼の魅力はやはり生き方ではないでしょうか?山を尊び、山を鎮め、人と山の絆を時として深め、時として分断します。そうする事で人と自然のバランスを保っていきます。殺すだけの狩人ではなく生かす為のマタギ。その為に自分を一番の犠牲にする、そういう彼女の健気な生き方が魅力的に描かれていると思います。

 今回、初めて描かれた家族の話は特に印象的でした。両親への想いが山へ向けられ、両立への固執の原因が見えてきます。やはりキャラクターは深く描かれる程、魅力が増します。
 そんな矢先の最終巻でした。

 『ツバキ』はぶんか社版でも一度完結していますので、そのうち再開するでしょう。そんな終わり方でした。押切さんももっと描きたいと書かれていたので、遠くない未来に期待をして、待つことにします。

 ところで、これ昭和初期頃の話だったみたいですね。江戸時代かと思ってました。

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